WiMAXは3年契約が主流ですが、2年契約ができるプロバイダーもいくつかあります。
契約の縛り期間が短いほうがいい人にとっては、2年契約ができると助かりますよね。
では2年契約ができるプロバイダーでおすすめはどこか?今回は料金を比較しながら最安のプロバイダーを紹介していきます。
また、3年契約と2年契約で料金やサービスにどんな違いがあるのか?その辺の内容も話していきますので、今回の話を参考に契約年数を検討してみてください。

 

この記事を書いた人

ひろ

GMOとくとくBB WiMAXは5年以上利用。20社を比較して選んだ経験やそこで得た知識をもとに、GMOとくとくBBのお役立ち情報を発信しています。

 

 

2年契約で最安は?おすすめのWiMAXプロバイダーを徹底比較!

プロバイダー 実質月額
UQ 4,672円
Broad 5,437円
カシモ 4,478円
au 4,853円
YAMADA 5,272円
BIC 5,272円
エディオン 5,272円
実質月額は月額料金、事務手数料、端末代、キャッシュバック割引などを合計し、契約期間で割った平均値。

各社をフラットな状態で比較するために、実質月額で比較しました。
そして、比較した結果、2年契約で一番お得なプロバイダーはカシモであることがわかりました。

カシモWiMAXのおすすめポイント
  • 2年契約のプロバイダーの中で最安
  • 3年契約も選べる
  • 料金体系がシンプル
  • 端末代は0円
  • 強制加入のオプションがない
  • キャンペーンでAmazonギフト券がもらえる

他社プロバイダーは料金体系を複雑にしたり、オプションへの加入が必須だったりしますが、カシモはそういったわずらわしい部分がありません。
オプションへの強制加入はありませんし、料金も

  • 初月 … 1,408円(税込)の日割
  • 翌月以降 … 4,708円(税込)

このようにシンプルになっています。
なので「シンプルに安いプロバイダーがいい」そんな方はカシモを検討してみてください。

 

WiMAXの料金は2年契約よりも3年契約の方が安い

ちなみに料金重視でプロバイダーを選ぶなら、2年契約よりも3年契約の方が料金が安くておすすめです。
ここでは3年契約の中でも実質月額が最安なGMOとくとくBBと2年契約のカシモを比較してみます。

契約年数 実質月額
とくとくBB 3年 3,927円
カシモ 2年 4,478円

このようにとくとくBBの方が実質月額が500円も安くなるんです。
ちなみに実質月額が4,000円を切るのは他社も含めてとくとくBBだけでした。
3年という縛りはありますが、長い期間お得な料金でWiMAXを使いたい人にとくとくBBはおすすめです。

 

とくとくBBを2年で解約しても2年契約のプロバイダーより安くなる

あと、これは面白い結果が出たんですが、3年契約のとくとくBBを2年で解約しても、カシモより安くなることが料金を計算してわかりました。

2年で解約した場合の実質月額の比較
  • とくとくBB … 4,113円
  • カシモ … 4,478円

本来とくとくBBは3年の契約なので、2年で解約すれば違約金が発生します。

とくとくBBの違約金
  • 1~12ヶ月目 … 20,900円(税込)
  • 13~24ヶ月目 … 15,400円(税込)
  • 25ヶ月目~ … 10,450円(税込)
  • 37ヶ月目(更新月) … 0円

ただ、違約金を含めて実質月額を計算しても、とくとくBBの方が料金が安くなったんです。

25ヶ月目で解約したと仮定して実質月額を計算しました。

なので少し変則的にはなるんですが、とくとくBBを契約して2年で解約するという方法もありかと思います。
2年で解約してももちろんいいですし、気に入ったらそのまま3年使い続けてもいいわけです。
とくとくBBを契約して2年、3年の両方の選択肢を手にするのも個人的にはありだと思います。

 

2年契約と3年契約のその他のメリット・デメリットを比較

2年契約 3年契約
メリット
  • 短いスパンでプロバイダーを見直せる
  • 最新機種を手に入れやすい
  • 料金が安い
  • プラスエリアモードが無料になる
デメリット
  • 料金が高い
  • プラスエリアモードは有料
  • 縛り期間が長い
  • 解約違約金が高い

ここでは2年契約と3年契約の料金以外の違いについて見ていきます。
比較結果は上の表の通りですが、この中で以下の2つをピックアップして解説していきます。

  • プラスエリアモードの料金
  • 解約違約金

では1つずつ見ていきましょう。

プラスエリアモードは3年契約なら無料、2年契約は有料

5GのWiMAXではプラスエリアモードと呼ばれる通信モードが使えます。
プラチナバンドと呼ばれる屋内通信に強い回線が利用できるようになる通信モードのことなんですが、3年契約と2年契約でプラスエリアモードの料金が変わってきます。
3年契約は無料で、2年契約は各プロバイダーで料金は以下の通りです。

  • UQ、カシモ、BIC … 月1,100円(税込)
  • YAMADA … 月1,105円(税込)
  • Broad … 無料

※プラスエリアモードの使用は任意。使った月のみ料金が発生。

Broad WiMAX以外の2年契約のプロバイダーはプラスエリアモードが有料になってしまいます。
WiMAXがつながりにくい場所では、プラスエリアモードが必要になることもあるかもしれません。
そんな時に2年契約のプロバイダーでプラスエリアモードを使ったら、月に1,100円の料金が加算されるということです。
3年契約よりも2年契約の方が料金が高いので、さらに追加料金を取られたらかなりの痛手ですよね…

3年契約の方が解約違約金が高い

プロバイダー 解約違約金(更新月以外)
2年契約 UQ 1,100円(税込)
Broad 10,450円(税込)
3年契約 とくとくBB、Broad、カシモ 1年目:20,900円(税込)
2年目:15,400円(税込)
3年目:10,450円(税込)

主要WiMAXプロバイダーで解約違約金を比較してみました。
基本的に3年契約の方が解約違約金は高いです。
3年契約は縛り期間が長いのもあるので、気軽に解約とはいきませんよね。
契約の途中で解約することはあまりないとは思いますが、3年契約の場合は違約金の高さに注意しましょう!

2年契約と3年契約の比較まとめ

ここまでの内容を踏まえて、2年契約と3年契約がどんな人におすすめなのかをまとめます。

2年契約はこんな人におすすめ
  • こまめにプロバイダーを見直したい人
  • こまめに最新機種に乗り換えたい人
3年契約はこんな人におすすめ
  • とにかく安い料金がいい人
  • こまめな更新が面倒な人
  • プラスエリアモードを無料で使いたい人

メインで見るべきは料金で、あとはこれらの基準をもとに契約年数を検討してみてください。

2年契約ができるプロバイダーについてのまとめ

最後に契約年数の違いによるおすすめプロバイダーの料金の違いをおさらいします。

契約年数 実質月額
カシモ 2年 4,478円
とくとくBB 3年 3,927円
2年(3年契約を2年で解約) 4,113円

正規の2年契約で最安なのはカシモです。正規の2年契約でプロバイダーを申し込みたいならカシモをどうぞ。

 

そして、とくとくBBについては3年契約が最安ですし、2年で解約するという変則的なやり方をしても、正規の2年契約であるカシモより安いです。
なので現時点でプロバイダー選びに迷われてるなら、とくとくBBをおすすめします。
2年で解約してもいいですし、気に入ったら3年間使い続けてもOK。
高額キャッシュバックを受け取りながら、使い続けるかどうかを検討してみてください。

 

ということで今回の記事のまとめでした。