GMOとくとくBBでは通常のハイスピードモードと呼ばれる通信モードの他に、ハイスピードプラスエリアモードと呼ばれる通信モードがあります。
WiMAX2+のエリア外でもインターネットが使えるようになる通信モードなんですが、具体的にどんなサービスなんでしょうか?
実はこのハイスピードプラスエリアモードは利用する人によっては便利なサービスなんですが、人によってはデメリットばかりで全く必要のないサービスだったりします。
ではあなたにとってハイスピードプラスエリアモードは必要なサービスなのか?それとも不要なのか?
今回はハイスピードプラスエリアモードについて詳しく解説していきますので、ぜひ必要かどうかを確認してみてくださいね!

 

この記事を書いた人

ひろ

GMOとくとくBB WiMAXは5年以上利用。20社を比較して選んだ経験やそこで得た知識をもとに、GMOとくとくBBのお役立ち情報を発信しています。

 

 

GMOとくとくBBのハイスピードプラスエリアモードの詳細

最初にも言いましたが、ハイスピードプラスエリアモードはWiMAX2+のエリア外でもインターネットが使える通信モードのことです。

  • 山間部
  • 地下鉄

など、WiMAX2+の電波が届かないエリアってありますよね。
このような対象外エリアでauの4G LTE回線を利用することでインターネットを快適に利用できるサービス、それがハイスピードプラスエリアモードなんです。
電波の届く範囲が狭いというWiMAX2+のデメリットを、電波の届く範囲が広い4G LTEがカバーしてくれます。

 

ハイスピードプラスエリアモードの3つのデメリット

ハイスピードプラスエリアモードの詳細を聞いて、「便利なサービスじゃん」と感じた人もいると思います。
ただ、これから紹介する3つのデメリットを聞くことで、「やっぱり必要ないかも…」と気持ちが変わるかもしれません(^^;
3つのデメリットというのがこちらです。

ハイスピードプラスエリアモードのデメリット
  • 使用すると料金が発生する(2年契約の場合)
  • 通信量の上限が7GBに設定されている
  • 速度制限が厳しすぎる

ではこれらのデメリットについて1つずつ見ていきましょう!

 

デメリット①:使用すると料金が発生する(2年契約の場合)

2年契約の場合、ハイスピードプラスエリアモードを利用すると月1,005円の追加料金が発生します。
料金はハイスピードプラスエリアモードを利用した瞬間に発生し、しかも日割ではなく固定の1,005円なので注意が必要です!
ただ、ハイスピードプラスエリアモードは使用しなければ料金もかかりませんし、使用するにも通信モードを切り替える必要があるので、勝手に料金が発生することもありません。

普段はこのようにハイスピードモードに設定されていますが、画面操作でハイスピードプラスエリアモードに切り替えられます。

ハイスピードプラスエリアモードに切り替えようとすると、このように追加料金についての警告もしてくれます。
なので、勝手にハイスピードプラスエリアモードに切り替わっていて、料金が発生しているなんてこともないのでご安心を。
ちなみに3年契約をした場合は、ハイスピードプラスエリアモードを無料で利用することができます。

2年契約でも例外的に、「auスマートバリューmine」加入者はハイスピードプラスエリアモードを無料で利用できます。

参考記事:GMOとくとくBBはau割引あり!でもスマートバリューmineは注意点も?

ただ、だからと言って3年契約がおすすめできるわけではありません。理由はこちら。

  • 3年縛りはやはりキツい
  • 3年契約にしても月額料金がお得になるわけではない

ハイスピードプラスエリアモードが必要な人ならもちろん3年契約でも問題ありません。
ただ、ハイスピードプラスエリアモードが無料になるという理由だけで、3年契約はしない方がいいでしょう。

2年契約と3年契約の違いについてはこちら

デメリット②:通信量の上限が7GBに設定されている

ハイスピードプラスエリアモードでは月の通信量の上限が7GBまでと決まっています。

通信量の上限7GBはWiMAX2+と4G LTEの通信量の合計です。4G LTEのみの通信量ではないので注意しましょう。

この通信量の上限はギガ放題を契約していようと関係ありません。
つまり、ギガ放題だろうがハイスピードプラスエリアモードを使った瞬間に、月の通信量上限が7GBに設定されて、実質的にギガ放題ではなくなってしまうということなんです。

そして、7GBの上限を超えた場合に待っているのが次に説明する速度制限です。

 

デメリット③:速度制限が厳しすぎる

先ほどお話しした7GBの通信量上限、この7GBの上限を超えると、128kbpsという超低速の速度制限がかかってしまいます。
しかも速度制限は月が変わるまで解除されません…
128kbpsになるともはや動画の視聴は不可能。ウェブサイトを開くにしても数十秒はかかってしまうでしょう。
ちなみにギガ放題では、直近3日間の通信量合計が10GBを超えると1Mbpsという速度制限がかかりますが、この1Mbpsと比較すると128kbpsがいかに遅いかがわかるでしょう。

1Mbps 128kbps
YouTube 標準画質なら視聴可能
ウェブ閲覧 表示までに数十秒
メール、LINEなど

128kbpsではもはや通常のインターネットの使用はほぼ不可能なのがわかると思います。
ちなみにこの速度制限で注意したいのが、通常のハイスピードモードにも適用されてしまうということです。
つまり、4G LTE回線利用時だけでなく、WiMAX2+回線利用時でも速度制限がかかってしまうということなんです。
なので、せっかくギガ放題で契約したとしても、そのメリットが台無しになってしまいますよね。
この速度制限のデメリットにはくれぐれも注意が必要です。

 

GMOとくとくBBでハイスピードプラスエリアモードが必要な人ってどんな人?

ハイスピードプラスエリアモードのデメリットを聞いて、「自分には必要ないかも」と思ったかもしれません。
ではどういった人にハイスピードプラスエリアモードは必要なんでしょうか?
ハイスピードプラスエリアモードが必要な人としては、例えばこんな人ですね。

  • 山間部や地方など、WiMAX2+のエリア外に住んでいる人
  • 地下鉄や地下施設などでもネットを使う機会がある人

こういった人ならハイスピードプラスエリアモードを使うこともあると思います。
そして、ハイスピードプラスエリアモードが無料になる3年契約を選択する意味もあるのかもしれません。
ですが、逆にWiMAX2+のエリア内に住んでいて、圏外になることがない人にとっては必要のない通信モードですね。
いざ必要になった時だけハイスピードプラスエリアモードを使えばいいでしょう。

 

GMOとくとくBBのハイスピードプラスエリアモードについてのまとめ

ハイスピードプラスエリアモードはWiMAX2+のエリア外でも通信ができる便利なサービスですが、以下のようなデメリットがあることを解説しました。

  • 2年契約の場合、使用した瞬間に月1,005円の料金がかかる
  • 通信量の上限が7GBに設定されている
  • 128kbpsという厳しい速度制限がある

このようなデメリットがあるので、基本的にはハイスピードプラスエリアモードを使わないのが一番です。
ただ、もしかしたら必要になる場面もあるかもしれないので、ハイスピードプラスエリアモードはそんな時のための保険のようなものと考えておけばいいでしょう。
ちなみに3年契約ならハイスピードプラスエリアモードが無料になりますが、それ目的で3年契約にするのはよく考えてからにしてくださいね。
3年契約は縛りもキツイですし、月額料金がお得になるわけでもありません。
3年契約はよく考えてから契約しましょう!

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